4月から昼間の仕事の後、専門学校の夜間クラスに通うことになった。
学校は週6日で3年制。
1年目の最初から当時のことを振り返ってみたい。
学校自体や学ぶことの種類によってスケジュールは異なってくるが、「仕事をしながら学校に通う感じはこんな感じなのかぁ」という雰囲気をお伝えできればと思う。
もくじ
(学校の種類は問わず)社会人をしながら学校に行くことを検討していて、実際の学校生活について知りたい方
授業開始前の予定
4月から学校が始まった。入学式が終わったらすぐに授業が始まると思っていたが違った。
新入生は授業前に以下のような予定があった。
- 入学式
- 健康診断
- オリエンテーション
- 教材配布(個人で手配することも可能)
私は夜のコースに入ったが、入学式は昼のコースやほかのクラスの新入生たちと日曜の午前中に合同で行われた。
私のクラスは60名の新入生がいたが、人数はクラスによってまちまちのようだった。ちなみに3年間クラス替えはなく、この時初めて会ったクラスメイトと3年間を過ごした。
校長先生のお言葉、祝辞、新入生のことば、校歌斉唱などがあった。
久しぶりでとても新鮮に感じた。
入学式にでるのは、大学の入学式以来だった。大学を卒業した際は、今後自分が学生として学校のなんらかの式に出るのはもう最後だと思った。まさか、社会人しながら、学校に通うことになろうとは全く想像をしていなかった。
夜クラスの学生の健康診断は夜間に設定されていた。1時間ほどで終了した。
この時、授業の時に使用する実習着の業者さんが来ていて、見本を試着して注文したように思う。
クラスには担任の先生がいて、学校生活について一連の説明があった。また、クラス委員のような役職を決めた。懇親会の企画や、毎月の集金などをする係だ。私の通ったクラスには、同じ学校の別クラスを卒業した人が引き続き学びを続けるために入が学していた。その方々が委員を引き受けてくれた。学校生活にも慣れていて、すぐにクラスのライングループを作成してくれた。そこに連絡事項を流したり、リマインドをしてくれた。
入学手続きの際に、教科書を学校経由で購入するかどうか希望を聞かれた。学校経由で購入する場合、3年間で使用する教科書を1年生の最初にまとめて購入できるパックが用意されているものの、必ずしも全てを学校経由で購入しなければいけないわけではない。兄弟や先輩からおさがりの教科書をもらったという人もいた。また、ネット(フリマサイトやネット書店など)で中古を探して購入したとう人もいた。版が新しくなった教科書だけ買ったりしている人もいた。
私も学校を通して購入しなかった。教科書はおそらく20冊ぐらいあって、1冊の価格が高い。入学前に学校から在学中にかかる費用の一覧表をもらっていたので、金額は驚きはしなかったがまとめると結構な出費であった。
ある時、私は職場で本が1割引きで買える制度があることに気づいた。試しに教科書が取り寄せが可能か聞いてみると取り寄せができ、割引価格で購入可、と分かった。教科書の総額はまとめると5万円以上になった(と記憶している)。金額が大きいと割引の額も大きい。本の値段はどこの書店で購入しても同じと思っていたので、これを知ったときは嬉しかった。さらには購入をする際はクレジットカードで決済して、カードのポイントも貯められた。
教科書を職場で頼むときは、種類が多いので、私と店員さんで互いの認識のづれがないように、学校からもらった教科書のタイトル一覧の紙に、自分でISBNコード(国際標準図書番号)を書き足して依頼をした。スムーズに注文と受け取りができて良かった。
まとめ
これらの予定が終わり、授業は4月中旬くらいから開始された。
4月の中旬までは毎日学校に通わず入学式で配布された予定表を見て予定がある日のみ学校に行った。
(ここに挙げた予定は4種類だが、オリエンテーションが数回あったので、通った回数はもう少し多かった)
予定が1時間ほどで終わる日もあり、時間的にも体力的にも余裕があった。
いよいよ授業が始まってからは、長い長い一日を過ごすこととなる。
また、別の回で振り返ってみたい。