仕事の後に学校に行く場合、現在の仕事と両立が可能であるかを考える必要がある。
このまま仕事を続けながら、学校に行くか?学校に通うために転職をするか?など悩む点だと思う。
今回は仕事と学校の両立を2年間した経験から、仕事と学校の両立についてを仕事面から述べていきたい。
(学校は通信制などではなく、週5〜6日、通学をする場合を想定している)
もくじ
私が学校に通おうと思った際は正社員を退職後だったので、新たに仕事を探した。
その際、4つの条件を優先事項として仕事を探すこととした。
- 授業開始に間に合うように仕事が終わること
- 通勤、通学時間がどのくらいかかるか
- 職種
- 異動がないこと
私がフルタイムの正社員であったときは、定時で帰ることは少なかった。繁忙期によっては連日残業が発生する場合もあった。
授業開始時間を考えると時間的にフルタイムの正社員で働くことは難しいと思っていた。
さらにフルタイムの正社員の際は、会社への貢献度も高いもの(数値的、判断力、リーダシップなど)が要求され、プレッシャーや責任を感じることが多く、へとへとに疲れてしまっていた。
平日の仕事で疲労して週末は寝て過ごすという生活をしていたため、フルタイムの正社員をしながらの学校の両立は難しかった。
そのため、時短勤務で事務のサポート的に働ける仕事を探した。
勤務地や異動がないことも考慮した。
私の仕事と学校の両立のため計画したスケジュールはこうだ。
- まずは仕事に慣れる
↓ - 仕事を始めた年の秋に学校の入学試験を受験、合格する
↓ - 翌年から、仕事と学校の両立をする
仕事を始めるためには求人票を検索、履歴書を作成して求人先に応募して面接を受けることしなければならない。
これを学校に通いながらすることは大変だから、まずは仕事探しから先行して始めることにした。
具体的な仕事の探し方はまた別の機械に記したいと思う。
新しい職場は緊張した。事務職といえど、初めての内容だったので、不安があった。
社会人経験の中で中途採用は即戦力を買われて採用されている様子を見ていたので、それを期待されているのだろうなという思いもあった。
システム操作のマニュアルや事務要領や関連法規など、仕事を覚えるために、持ち出しが許されている資料は持ち帰って勉強した。
その結果、正職員が不在時に緊急的に対応するなどしたことを経て、3か月ほどすると同僚や上司より「正職員と変わらないような仕事の精度だ」という評価をいただけ一安心した。
仕事と学校の両立は大変だから、心の余裕を持っておくことは重要だ。
この経験から言えることは、仕事と学校の両立の際は、両方を同時に始めることは大変すぎるということだ。
しかし、短期間で仕事に慣れたことにより、私にとっては想定外のこともあった。
最初はサポート的な役割を求められいたのだが、正社員の代わりをしたり、当初の仕事内容を超えた業務も任されることが発生するようになった。
当初は緊急対応的なものだったが、それがだんだんと恒常的に変化していった。
これは非常に悩ましいことだった。
仕事の幅を広げることは経験にはなるものの、求められていることは果たしつつ、仕事も学校も共倒れにならないよために注意しなければならない。
学校が始まる直前に入社の前に残業が発生しない職場であることは確認していたものの、想定外に仕事の範疇が広がり、その状況が変わらず、続いて行った。このままではさらに業務が増えていくような恐れもあった。
そのため、現在の状況を仕事が増えてきて辛いということではなく、物理的に残業ができないのだということを管理職の方にお伝えした。
そのおかげかその後、仕事量が増加し続けることはなく、残業を命じられることもなかった。Z
あえて言葉にしなくとも、心の中では「この仕事をしているのは学校と両立するため」という自分の気持ちを忘れず、上司に伝えて良かった。
学校が始まってからのスケジュールはこちら(日常バージョン)やこちら(辛いバージョン)に記している通り、これまでに経験したことのない大変さだった!!!
学校が始まる前に仕事を始めて生活の基盤を作っておいて良かったと思う。
学校と仕事の両立の仕方は職種は業務形態によってケースバイケースだが、
必要なこととして共通して言えることは学校が始まったときの生活を想定して、情報収集や準備を進めることだ。
想定される準備をしていても始まってみると思いもよらないことが起きる。
仕事と学校の両立では時間的にも肉体的にも厳しいので、いくら準備をしておいてもしすぎることはない。
職場に伝えるかどうかは各々の考え方によるが、伝える場合は、トラブルが起きてからではなく、事前に伝えておくと自身も言い出しやすくなると思う。
フルタイム正社員ではなく、契約社員やパートタイマーの場合は、年収が以前より一般的には低下することとなる。
低下した場合、生活費はどのようにまかなうのか?
学校が数年間にわたる場合は、それが続くことになる。
それでも自分はやっていけるのか?貯金で賄うのか?
奨学金を借りるのか?
1つ1つの疑問にその時点で答えを出しておくことが必要だ。